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2002年08月13日(1) ロックと「反体制」について

公設秘書給与の流用疑惑問題などで、田中真紀子前外相が衆議院議員を辞職した。
一議員として下の立場から上(政治や自民党執行部)を歯切れのいい言葉でたたくのには長けていたが、いざ自分が外相という「上の立場」にたってからはその歯切れのよさも影を潜めたかなと感じた。

総じて、下から上をたたくのは非常に簡単だ。あらを探して突っつけばいいだけだから。
TBS系テレビ「ガチンコ!」において最近、元ボクシング世界チャンピオン竹原慎二さんやラーメン界では有名な佐野実さん、古武道無双館の大和龍門さんらや一般視聴者の大人と、「特攻服」を身にまとった「不良」少年らを直接討論させる企画があったが、大人たちのあらゆる意見に対してただ噛み付き挙句の果てには暴れ、最後にはお決まりのせりふ「政治家とかが影でこそこそ悪さしているほうが俺ら暴走族よりも悪いだろう。俺らを叱る前に社会を良くしろよ」とのたまい、それに対して大人も回答に閉口してしまうというものがあった。

きっと、少年たちも成人しやがて大人の側に立ったときには大人と同じ立場になるとは思うが少し考えてしまった。

ロックミュージックには「反体制」という側面があり社会へのアジテート(扇動)が創作の源になることがある。そんな「反体制」をテーマに掲げたミュージシャンが「富と名声」を手にしたとき...。

多くのミュージシャンは気がつくとこの「体制」というものに取り込まれていたという 自己矛盾と対峙していくことになる。そこで方向転換を図るものもいれば一貫しているものもいる。


2002年8月13日(2) バンド再結成について

ここ数年、解散したバンドやユニットの再結成が目立つ。

しかし、その多くは解散後ソロ活動等を行い、セールス的・音楽的に行き詰まった感のある者が「夢よもう一度」といった感じで再結成するのが多い気もする。
しかし、すでに時代は変わっており再結成しても元ファンの一部を呼び戻すにとどまり新しい層には届かないのが現状であろう。

なぜなら当時のファンが聞いてくれることを意識し当時の音楽を「再現しよう」という意識から作られる音楽は、現在の「新しい」層には「古く」感じる音楽だからだ。

「現代」にやっていく決意があるなら、過去の栄光は心にとどめつつ「新人」のつもりで現在の層にアピールしていかないと再び行き詰まることになる。

確信犯なのか、何度も解散・再結成を繰り返すバンドも出てきている。


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