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1999年8月8日 SONGS NOT DIE

元JIGGER'S SON の坂本サトルの「天使達の歌」が好評である。
彼が東北に帰郷し、弾き語りライブで地元で好評をきしていることが、TV「トゥナイトU」で 取り上げられたこともその一因として挙げられようが、これだけ多くの人に支持されるのは やはり、彼の歌のもつ「エネルギー」が人々の共感を呼んでいるからだと思う。

彼は「JIGGER'S SON」の活動をやめ、あらゆることを一旦リセットし、そこから涌き出てくる 「本当に歌いたい・伝えたいこと」を見つけられたんだと思う。
それこそ、ヒットチャートなどを意識するといった「わずらわしさ」を一切排除した中から 生まれた曲なのである。
皮肉にもそんな曲が支持されたわけだが....。

歌は決して死なない。
どんな状況であろうと、そこに「歌う人・伝えたい言葉」がある限り決して音楽という文化は 消滅しない。
阪神大震災後、松任谷由実が「あの美しい街・夜景は崩壊したが、その街に街を愛する人がいる限り、その街の文化は決して消滅しない。絶対復興するのだ」といった趣旨のことを言っていた。
その通りである。歌いたい言葉がある限りその人の歌の「パワー」は尽きることはない。
たとえ、レコード会社との契約が切れようが、そんなことは二次的なことだ。
歌いたければ、ギター片手に街頭で歌うことだってできる。それを証明してくれた。

このヒットで彼がどこへ向かっていくのかは、わからない。
僕は、知りたいとも思わない。なぜなら彼の「ファン」ではなく、 よき「リスナー」でいたいからだ。
発表された曲は聴く。しかし、活動については深追いしない。彼のやりたいようにやってもらいたい。
それこそ、次作が何年後になろうとも......。決して忘れることなく「待ちつづける」。
あなたには、そんな「リスナー」としてのスタンスでいられるアーティストがいますか?

奇しくも、大方の予想に反し、売上73万枚突破ならなかったブラックビスケッツ。
形こそ変われ、きっと何らかのかたちで再び歌ってくれることを信じて待ってほしい。
きっと、彼らも「本当に伝えたいこと」をみつけてくるよ。今のポケットビスケッツ・千秋のように…


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