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1999年6月20日(1) 良い音楽って... ブラック・ビスケッツ

突然ですけど、ブラック・ビスケッツの新曲「Bye-Bye」がすごくいい。メロディーはPOPだし、 詩も「BYE-BYE は別れじゃない」といったテーマが逆説的で惹かれる。

ただ、この名曲にブラックビスケッツの誕生元であるテレビ番組 NTV 「ウッチャンナンチャンのウリナリ」で『73万枚売れなかったらメンバー脱退』 といった条件がつけられている。

テレビ東京「ASAYAN」などもそうだが、『xx 枚売れなければ***する』などといった無理難題をつけ、 視聴者の同情を引くことで宣伝効果をあげ、CD 売上を上げようという困った商法がしばし見られる。
「ASAYAN」の<モーニング娘。中沢>・<太陽とシスコムーン 稲葉> の扱いなんてほとんど話題作りのための言いがかりに等しい。

テレビドラマ・CM とのタイアップは、視聴者に半ば強制的にその音楽を耳に入れさせ、売上向上に 貢献したことは、当HP の年表ページでも再三指摘しているが、バラエティー番組がその音楽を中心に 番組を作るのは、タイアップ以上に効果的である。
しかも、この商法は成功率が高いのだ。なぜなら視聴者みんな感情を操作されているから。

番組を注視してください。達成条件が厳しいほど罰ゲームも厳しいはずだから。
そして、途中経過を番組で流す。その際、条件達成がいかに常識的に無理であるかを切々と 表現する。そうすることで視聴者の不安・同情を煽り、CD 購入へと導く。 だから、条件が厳しいほど視聴者の同情をより引き、成功を得ることが出来る。

しかし、「ウリナリ」って子供に人気がある番組なんだよねえ。
ポケットビスケッツの100万人署名運動なんて 子供達の純粋な気持ちがこもっているから、苦々しい。

多分ブラビの「BYE-BYE」も目標を達成すると思うけど、 あの名曲、みんなちゃんと評価してくれるかなあ?
CDを買う動機って、やっぱりその音楽がいいからだよね?
(例えそれがテレビドラマの主題歌であっても良い曲だから買うわけだし、 カラオケで歌う曲を覚えるためだけに買う人もつまりはその曲が良いから 自分も覚えて歌いたいわけだし。)
「73万枚売れないとナンチャン脱退」だったら、どんな駄作でも売れたりしないよねえ?
買っただけで聞かなかったり、数年後にはほこりをかぶってることなんてないよねえ?
といっても、数年後に番組が終われば彼らの活動も終わるだろうけど....
彼ら「芸能人」に、他の芸能活動を一切辞めて歌手活動に専念できるか?
とたずねたら当然「NO!」でしょう。だってお笑い芸人としてやってるんだから。
(まあKeddy は違うかな...。あとポケビの千秋も。千秋はほんとに歌を愛してるからね。)
そして、番組が終わり、ブラビが消滅したとき、子供たちが本当によい音楽を聞き分ける 能力をなくしていないことを心から祈らずにはいられない。


1999年6月20日(2) 活動停止の発表とは... LUNA SEA

6月19日、日刊スポーツにて以下の記事を目にした。
<抜粋>
5月30日に臨海副都心で10万人野外コンサートを行った ロックグループLUNA SEA(ルナシー)がラジオ番組で活動休止を宣言した。
18日未明に放送されたニッポン放送「LUNA SEA NEVER SOLD OUT」の中で
ギターのSUGIZO(29)が「半年か1年か分からないけど、 おれたちが本当に納得するものをつくるために地下に引っ込みます」と話した。
ボーカル河村隆一(29)は、強風で舞台セットが倒壊した野外コンサートを
「廃虚の中でのコンサートで照明や音に不満を持った人もいたかもしれないけど、 僕らにとっては神様が用意してくれた一番気持ちのいい場所だった」と振り返った。
<抜粋ここまで>

まず、このLUNA SEA の臨海副都心で10万人野外コンサートについて。
これは感動した。数日前の暴風で舞台セットが崩壊し、公演中止が危ぶまれていたが、
河村隆一が「舞台セットがなくても音響さえあれば公演は出来る」と、公演を実施した。
そう。音楽の本質は舞台セットじゃない。彼らの奏でる音楽にある。
きっと、LUNA SEA には、派手な舞台セットなどなくても 10万人の観客を魅了する自信があるのだろう。

さて、本題の活動停止について。
「半年か1年か分からないけど」って、半年休むのにわざわざ活動休止宣言する必要あるの?
それって、ただの「OFF」じゃないの。
半年や一年で活動休止宣言して、「本当に納得するものをつくるために地下に引っ込む」 なら、大半のアーティストはアルバムを作る前の制作準備期間がくるたびに活動休止宣言しなきゃならない。
半年、音沙汰をなくすことでファンが離れていくと考えているのだろうか?
それなら大瀧詠一はどうなるの?
ドラマ「ラブ・ジェネレーション」の主題歌「幸せな結末」発表まで10何年も活動休止宣言などもせず 一般ファンを待たせた前科(!?)がある。
でも、みんなご存知の様にあの曲ヒットしましたよねえ。(まあタイアップ効果もあろうが)
ファンにしてみれば、お気に入りのアーティストがいなくなるのが一番辛いから、ほんとに半年程度の 休養なら軽々しく 「休止」というショッキングな言葉を使ってほしくない。


1999年6月20日(3) 俺に自由に音楽を聞かせてくれ SHADY DOLLS & 高野寛 & 松尾清憲

当HPの年表更新作業をしていると、昔よく聞いていた音楽を聞き返すことがあるが、 新たな感覚でよみがえることがある。
当時、だんだん疎遠になって、やがて聞かなくなってしまったアーティスト達の「その後」の曲も きっと新たな気持ちで聞けると思う。SHADY DOLLS や 高野寛や松尾清憲がそうである。

彼らの CD を買いにショップへ行った。
しかし、SHADY DOLLS と松尾清憲がないんです!!。
もちろん取り寄せてもらえば入手できるだろうけど、今すぐ聞きたい衝動を押さえられず あちこちのショップをまわった。
あの在庫数の多さで有名なTOWER RECORD や HMV にもおいてない。
CDショップに置いてあるCD から選んで購入しろということでしょうか。
全然自由じゃない。自由に音楽を選ばせてほしい。
今売れてるCD なんてどこでも手に入るから、こういう レアなCD を充実させてほしい。

音楽産業の構造上しょうがないけど。どこかこういうショップはないだろうか。
「うちには良いも悪いも全て揃えてある。そしてその中から見極めるのはあなたの耳だ」という店。
あるいは、少なくとも2回のヒットを飛ばした「非一発屋」の作品は必ずショップに置く制度を設けるとか...
若い人が、古きよき音楽に突然触れたいと思っても、知る術がなくなりつつある。


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