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1999年5月20日 別れ

少し前になるが、1999年3月 大沢誉志幸が歌手活動を停止した。
LIVE "悦楽の15年-最後のシャウト"がラストライブであったが、すばらしいステージであった様だ。
当然、見逃したファンとしてはラストライブのCD or VIDEO 化を期待するところだが、CS-WOWOWアリーナ(DirecTV 151ch)で放送された以外、公表されてない。
所属事務所のHPにも音源化を熱望する 声が多数寄せられている(僕も見たいと思っている)が回答がまったくない。
権利等の問題もあるので事務所も色々やっていることとは思うが、せめて出る出ないくらいの 途中経過を報告するくらいはしてほしいものである。

大沢は活動停止にあたって声明を出している。
アーティストが活動停止をする際にわざわざファンに報告する義務はないが、大沢はファンに報告してくれた。
お別れを言って相手の悲しむ顔を見るのは誰だってつらいだろう。できればこっそり消えたいと思うだろう。
でも、何も知らずずっと自分を待ちつづけている人を、そのまま放っておけなくて発表してくれた大沢の誠意に感謝したい。

僕は大沢誉志幸のラストアルバム「LOVE LIFE」のラストを飾る曲「道」が一番好きだ。
『何ができる』『風は答えない』『乾いた道は続く』『この場所でただ眠りたい』『ほんとうは苦しいんだと正直に泣けばいい』『孤独だけが残ったとしても』『叫ばずにいられない』と歌う。

大沢は活動停止の理由を「宗教もお金も、そして、人間(愛)も信じられなくなる時代に、僕自身何を歌えばいいのか、何を信じればいいのか、改めて、自分なりに時間をかけて模索してみたいと思っています。」
といっている。
社会が、阪神淡路大震災・オウム事件でゆれた時に出された彼のアルバム「LOVE HEALING」は、 多くの人に希望を与えた。
個人的な話だが、僕もあのアルバムを聞いていなければ、あの時代を乗り越えられなかったと思う。あのアルバムに救われた。

活動停止というと、8年前のあの男を思い出す。
角松敏生。
8年前突然活動を凍結し、昨年解凍した。
信じられないかもしれないが、僕はこの7年間角松をずっと忘れることなくヘビーローテーションで 彼の作品を聞き続けていた。活動再開を信じ続けて。
それは、彼が最後に「きっと何かをみつけて戻ってくる」といったからだ。
ちなみに、彼の活動凍結ライブは、所属事務所の制作によりビデオ化された。

大沢の所属事務所も、例え音源化が不可能であったとしても、黙っていずに回答するべきだと思う。
何もせずだんまりで、ファンにずっと期待を持たせ続けることこそもっとも不誠実である。


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